コアコンディショニングについて
こんにちは。
パーソナルトレーニンングスタジオ move
のブログをご覧頂きありがとうございます。
本日はコアコンディショニングを紹介させて頂きます。
コアコンディショニングとは
“コアコンディショニング”はスポーツはもちろん、日常生活などの“動作の土台”となるとエクササイズです。このメソッドは赤ちゃんの成長に沿って考えられたもので、特に「姿勢」と「動作」を重要視した内容です。
発育発達から紐解くエクササイズ
発育発達エクササイズとは簡単に言うと赤ちゃんが産まれて(胎内)立つまでの過程をエクササイズにしたもので、性別、国籍、言語など関係なくヒトが動物としてDNAにすり込まれている『必須的な運動獲得学習』のことです。
赤ちゃんが産まれてから立って歩くまでの1年間に「重力」と共存して歩いて生きていくための身体機能を発達させ、歩くために欠かせない大切な機能を獲得していきます。
再学習
この赤ちゃんが1年間かけて行う動作をさまざまなエクササイズで再学習していきます。
わかりやすい体系化されたコアコンエクササイズを行い
「正しい姿勢」
(全ての身体活動に通じる良好な姿勢)
「動作」
(コアと全身が強調した効率的な動作)獲得を促します。
これは子供からシニア、アスリートまであらゆる方々に提供する事が出来ます。
コアコンディショニングでは「姿勢」と「動き」を重要視します。多くの人には運動するための準備、身体の下地づくりが必要です。
せっかくの運動やトレーニングの効果が得られないばかりか、ケガの原因になってしまいます。
コアコンディショニングを大きく分けると3つ
⒈コアリラクゼーション(緩めて整える)
⒉コアスタビライゼーション(締めて安定させる)
⒊コアコーディネーション(動きを協調させる)
となります。
コアコンディショニングの基本 ベーシックセブン
ベーシックセブンとはストレッチポールを活用して行う基本的なエクササイズです。
ベーシックセブンはコアコンディショニングの中で、コアリラクゼーションという分類になります。
moveのトレーニング前のエクササイズでは最もポピュラーなエクササイズですね。
ストレッチポールは知っていても正しくベーシックセブンを行った事がない方がほとんでした。
正しくエクササイズを行うと「おぉ〜」や「すごぉい」など簡潔で素直な感想を頂けます。
このベーシックセブンというエクササイズは胎児がお母さんのお腹の中にいる時を再現しています。
すごく簡単に言うと、お母さんの中は地上の重力の約1/6と言われています。(だから胎児はお腹の中では動けるのに産まれてくると動く事が出来ないんです)
ストレッチポールに乗ると股関節と肩関節が宙に浮いていて重力から解放されます。なのでストレッチポールに乗った後に背中がベッタリと沈み込んだり、リラックス出来てスッキリしたりします。
リラックス効果があり、副交感神経を刺激してくれるので、筋、筋膜が緩み肩コリ、腰痛などの症状が和らいだりします。また睡眠前に行うと睡眠の質が高まるとも考えられます。
他には
骨盤、股関節に特化した ペルビックコンディショニング(ペルコン)
胸郭、肩甲骨に特化した ソラシックコンディショニング(ソラコン)
があります。
ペルコンは
- 骨盤の左右差の改善
- 骨盤の締まり、姿勢の安定
- 股関節の可動域の向上
など、下部体幹の土台作りエクササイズです。
ソラコンは
- 呼吸がしやすくなる
- 姿勢の安定性が高まる
- 腕が上がりやすくなる
- 身体がひねりやすくなる
など上部体幹に特化した姿勢改善エクササイズです。
これらのエクササイズは内容を覚えればセルフで行えますので
ご自宅でのセルフコンディショニングとしてもお勧めです!
コアリラクゼーションの中には他にも
肩関節へのアプローチ
股関節へのアプローチ
脊柱(胸椎)へのアプローチ
脊柱(腰椎)へのアプローチ
があります。
カラダの悩みは人それぞれなので、その方に合ったエクササイズを選択しエクササイズを提供させて頂きます。
コアリラクゼーションを行うことで日常生活において偏った姿勢や動作を改善して
正しい姿勢と正しい動作を手に入れることを目指しましょう!
ご興味のある方は是非体験トレーニングにお越し下さい。
長くなってしまったので、今回はここまで。
次回は緩めて整えたカラダを締めて安定させるコアスタビライゼーションと動きを協調させるコアコーディネーションを紹介させて頂きます。
次回もお楽しみに!
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